ミッキーホワイト（2008年生、母ライブリーダンス）

ミッキーホワイト（2008年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時18歳）と交配したライブリーダンスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地20戦3勝2着3回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上1000万下。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、野田みづきによって2,940万円で落札された。

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

4月23日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。馬体重は498kg。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

5月28日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入った。

6月18日、中2週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったトラバントに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダンツソレイユを交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2012年）

2月5日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、アースワンキセキに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でC.デムーロ騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月20日、中6週で迎えた8戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

6月24日、中4週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

9月2日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に敗れた。

12月1日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

5歳（2013年）

4月7日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1200m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

6月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のメイショウユメゴゼに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

9月8日、中9週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の夙川特別（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

10月14日、中4週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の円山特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したマルヴァーンヒルズに3/4馬身届かず2着となった。

10月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で北村友一騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るランドクイーンを上がり3位の末脚でハナ差だけ差し切って3勝目をマークした。

6歳（2014年）

1月26日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、4歳以上1600万下の山科ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村友一騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上1600万下の陽春ステークス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村友一騎手（6戦2勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

6月14日、中7週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた19戦目は、3歳以上1600万下の安芸ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北村友一騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上1600万下の三宮ステークス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で北村友一騎手（8戦2勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

9月1日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた21戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、清涼スプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

10月28日、中7週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた22戦目は、秋収めスプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

12月1日、中4週で迎えた23戦目は、里神楽スプリント（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。