トップレベル（2017年生、母ダイメイクイーン）

トップレベル（2017年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフリオーソ（当時13歳）と交配したダイメイクイーンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は横井哲。2020年の九州ダービー栄城賞(地方重賞)に勝利した他、2020年のル・プランタン賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

三小田幸人厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2019年）

7月27日、デビュー戦は児島真二騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は415kg。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったシゲルキャリバンに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

8月24日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエムティジーノを鮮やかな末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

10月6日、中5週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月2日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の天山賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミヤノクリステンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月24日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のカペラ賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2020年）

1月4日、中5週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったミスカゴシマに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月19日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミスカゴシマに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中4週で迎えた8戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の古伊万里賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルクジャクザを上がり1位の末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を手に入れた。

4月5日、中5週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はコエミと並んで2着同着となった。

5月3日、中3週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の佐賀皐月賞（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は児島真二騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミスカゴシマにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月31日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエアーポケットに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月15日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのサルビアカップ（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた13戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、韓国岳賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた14戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、小岱山賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4歳（2021年）

1月16日、中4週で迎えた15戦目は、雷山賞（佐賀ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

1月30日、中1週で迎えた16戦目は、球磨川賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた17戦目は、デイジー賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた18戦目は、地方重賞のウインターチャンピオンオープン（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

3月28日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、ブラッドストーン賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したサノノカガヤキにクビ差届かず2着に惜敗した。

4月10日、中1週で迎えた20戦目は、阿蘇山特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた21戦目は、菊池川特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた22戦目は、牝馬限定地方重賞の佐賀ヴィーナスカップ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は児島真二騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた23戦目は、九千部山賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた24戦目は、ライラック賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた25戦目は、地方重賞の佐賀王冠賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた26戦目は、アガパンサス賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた27戦目は、サードニクス賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のローリエテソーロに1馬身半の差をつけて4勝目をゲットした。

9月5日、中1週で迎えた28戦目は、五ヶ瀬川特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で金山昇馬騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた29戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で金山昇馬騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた30戦目は、ガーベラ賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金山昇馬騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた31戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で金山昇馬騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。