ショウナンサジン（2016年生、母メジロベイシンガー）

ショウナンサジン（2016年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋砂塵」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時7歳）と交配したメジロベイシンガーが16歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2020年の4歳以上C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、国本哲秀によって3,888万円で落札された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

11月18日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に敗れた。

3歳（2019年）

1月19日、中4週で迎えた3戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

3月31日、中9週で迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

5月4日、中4週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入った。

5月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

8月4日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り18着に終わった。

10月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

4歳（2020年）

1月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はブラックタートルと並んで1着同着となった。

6月17日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、グヴィアズダに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月7日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。