グランドブルー（2001年生、母マヤノビクトリアス）

グランドブルー（2001年5月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「深い海の色」。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時7歳）と交配したマヤノビクトリアスが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山岡ファーム。戦績は、中央平地18戦1勝、地方22戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山岡ファームから「北海道9月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月23日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシベリアンダンサーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2004年）

1月18日、中7週で迎えた2戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4月11日、中8週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の滝桜賞（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6月20日、中9週で迎えた5戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

8月22日、中4週で迎えた7戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

11月21日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

12月25日、中4週で迎えた9戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4歳（2005年）

2月12日、中6週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月20日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月13日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月27日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた14戦目は、ファンシーステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったルースリンドを3/4馬身捉え切れず2着となった。

5月31日、中4週で迎えた15戦目は、ファンシーレイン特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったマクロプロトンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月9日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

5歳（2006年）

4月9日、約8か月半の休み明けで迎えた18戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月13日、中4週で迎えた19戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた20戦目は、ファンシーサドル特別（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

7月25日、中4週で迎えた21戦目は、ファビィステッキ特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（9戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

9月9日、中6週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（10戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

11月21日、中9週で馬体重を前走から40kg増やして迎えた23戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、岩槻城特別（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6歳（2007年）

3月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg絞って迎えた24戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C1二アイ（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

4月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

4月24日、中2週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた27戦目は、トワイライトチャレンジ賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

5月17日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた28戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

5月30日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた29戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で秋元耕成騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた30戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

7月9日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた31戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた32戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた33戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月15日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1八（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた37戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

7歳（2008年）

1月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた38戦目は、一般C2-14 15 16（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

2月22日、中4週で迎えた39戦目は、一般C2-13 14（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた40戦目は、一般C2-13 14（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。