ラヴィネルージュ（2018年生、母ゴールドルージュ）

ラヴィネルージュ（2018年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「赤い葡萄畑(仏)。ゴッホの絵画名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時15歳）と交配したゴールドルージュが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下農場。主な勝ち鞍は2021年の一般C4-5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡田スタッドによって140.4万円で落札された。

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額640万円（1.6万×400口）で一口馬主が募集された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

3月27日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた2戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

6月26日、中8週で迎えた3戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

2021年6月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

7月20日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月3日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた5戦目は、安平町「馬歯酒」賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

8月17日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のエクレウステソーロに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

10月14日、中3週で迎えた9戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた10戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、うらかわ優駿ビレッジアエル賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって7着に終わった。

11月15日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた12戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4歳（2022年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた18戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた22戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤誓二騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。