エクレウステソーロ（2018年生、母ノウ）

エクレウステソーロ（2018年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「こうま座+冠名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時15歳）と交配したノウが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタガミファーム。主な勝ち鞍は2021年の北海道スポーツクラブ賞(一般C4-5)。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

6月20日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

8月22日、中5週で迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

11月29日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

12月26日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

3歳（2021年）

1月16日、中2週で迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3月13日、中7週で迎えた8戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5月2日、中6週で迎えた9戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

8月17日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったラヴィネルージュに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた12戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、新ひだか町静内地酒・海桜丸賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた13戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、北海道スポーツクラブ賞（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のイデアエスクローをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月2日、中2週で迎えた14戦目は、騎手候補生大大大募集賞（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

12月9日、中4週で迎えた15戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4歳（2022年）

1月25日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

2月15日、中2週で迎えた18戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3月1日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

8月5日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた20戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスレジェンドを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて久々の実戦をモノにした。

8月31日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた21戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ロクネンニクミに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月15日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、C3二3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコスモプロケッラに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5歳（2023年）

1月17日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた24戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のプロバブルチェンジに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2月14日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月24日、中5週で迎えた29戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のダイワミラクルを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

6月21日、中3週で迎えた30戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のエイシンマシーンに1馬身の差をつけて優勝

7月12日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

10月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた32戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（8戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、テーオーモンブランにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月8日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（9戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のトキノケリーをアタマ差振り切って断然人気に応えた。

11月30日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（10戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（11戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

6歳（2024年）

1月2日、中1週で迎えた36戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた38戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた39戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上C3二（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヤマイチラブリーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月25日、中3週で迎えた41戦目は、APRILダッシュ（園田ダート820m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C2二（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。