コスモプロケッラ（2017年生、母ヌーヴェルレーヌ）

コスモプロケッラ（2017年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋暴風（ラテン語）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時7歳）と交配したヌーヴェルレーヌが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野坂牧場。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上C3三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、野坂牧場から「北海道サマープレミアムセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって648万円で落札された。

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

9月29日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

3歳（2020年）

2月22日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、S.フォーリー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた6戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4歳（2021年）

2月16日、約8か月の休養明けで迎えた9戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のココリミッションを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

5月14日、中9週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石堂響騎手（2戦1勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石堂響騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石堂響騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

5歳（2022年）

1月18日、約7か月の休み明けで迎えた14戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた15戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は石堂響騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた18戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のクレスコマリンを3/4馬身振り切って断トツの支持に応えた。

5月5日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

12月30日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、C3二3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエクレウステソーロに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6歳（2023年）

1月12日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のエイシンファイターをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

2月1日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したディーカラーズにアタマ差届かず2着となった。

3月23日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は石堂響騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

12月19日、約8か月の休養明けで迎えた29戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は石堂響騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

7歳（2024年）

1月4日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で石堂響騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石堂響騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石堂響騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石堂響騎手（13戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた35戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1230m 小雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったテイケイアンジェに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた36戦目は、SPRINGスプリント（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は石堂響騎手（14戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。