ディーカラーズ（2017年生、母コスモカラーズ）

ディーカラーズ（2017年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ダイヤの最高品質のＤより＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時13歳）と交配したコスモカラーズが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C3三四。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月11日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

9月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月16日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡育也騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したプリンサンを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

10月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で木幡育也騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

12月14日、中9週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡育也騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

3歳（2020年）

1月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木幡育也騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。

4月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は木幡育也騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

6月14日、中4週で迎えた11戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着を確保した。

6月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は木幡育也騎手（7戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

8月16日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2021年）

3月10日、約7か月の休み明けで迎えた14戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4月12日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた17戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1七八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

5歳（2022年）

3月28日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、一般C2十四十五十六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2十三十四十五（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

5月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したコウギョウサウスを差し切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた25戦目は、ハネムーン賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったバジガクサフィオにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（8戦0勝）。15頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシズカマナカをハナ差捉え切れず2着に惜敗した。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（9戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

6歳（2023年）

1月26日、約6か月半の休養明けで迎えた28戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で和田譲治騎手（10戦0勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のタイキエクセロンをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

2月16日、中2週で迎えた29戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

2月23日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったアカノストロングに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月8日、中1週で迎えた31戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモプロケッラをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

6月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた32戦目は、山本屋太三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったボンホープに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本屋太三騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、レッドアクトゥールにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月21日、中1週で迎えた34戦目は、グラジオラス賞（園田ダート820m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山本屋太三騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1230m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山本屋太三騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったパラジウムリボンに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山本屋太三騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で山本屋太三騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた38戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ファイティングジョッキー賞（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山本屋太三騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったイセベイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月27日、中1週で迎えた41戦目は、トゥインクルファンファーレ賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のマエマエをクビ差振り切って3勝目を獲得した。

11月15日、中2週で迎えた42戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったウィンウッドテールに詰め切れず、5馬身差の2着となった。