レッドアクトゥール（2019年生、母レッドリヴェール）

レッドアクトゥール（2019年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+俳優(仏)。父名より連想」。毛色は青毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時15歳）と交配したレッドリヴェールが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年の4歳以上C3。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額3,000万円（7.5万×400口）で一口馬主が募集された。

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

9月25日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3歳（2022年）

1月16日、中7週で迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、伸びてきたカライカマウリオラ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったナムラフランクに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月7日、中9週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川田将雅騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

8月21日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で川田将雅騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた9戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

2022年9月7日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月13日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた11戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、西脇市日本のへそ特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

4歳（2023年）

2月2日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（姫路ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた18戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は小谷周平騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたテイケイアンジェ決め手に屈してアタマ差の2着となった。

5月25日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したソフィーズチョイスにハナ差届かず2着に甘んじた。

6月15日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったワンモアナインに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は小谷周平騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るディーカラーズを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月26日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた25戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート820m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったベイブに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

10月11日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田野豊三騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田野豊三騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

5歳（2024年）

2月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（姫路ダート800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

2月29日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、カヤコにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

3月21日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小谷周平騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松木大地騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のユイガハマビーチに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手にした。

4月25日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。