ベイブ（2020年生、母ワイルドイマージュ）

Babe

2020.04.13

ベイブ（2020年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスズカコーズウェイ（当時16歳）と交配したワイルドイマージュが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって550万円で落札された。

盛本信春厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2022年）

6月22日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 曇/不良）に出走。馬体重は427kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグディカンワルに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月14日、中2週で迎えた2戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 雨/重）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

3歳（2023年）

3月1日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳A B（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月30日、中3週で迎えた5戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた6戦目は、3歳A（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた7戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

9月6日、3歳以上C3（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のマリードゥラメールに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

9月21日、3歳以上C2二（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のレッドアクトゥールに3馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

4歳（2024年）

1月11日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（5戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のゲイジュツガクブに1馬身3/4の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月28日、中3週で迎えた12戦目は、カルミア賞（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（6戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったヘイストに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

4月4日、中4週で迎えた13戦目は、スプリントチャレンジ（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。