トキオケリーダ（1994年生、母Perfect Profile）

Tokio Querida

1994.02.02

トキオケリーダ（1994年2月2日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のStorm Bird（当時16歳）と交配したPerfect Profileが16歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦2勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の高湯特別(500万下)。

経歴

デビュー前

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

7月5日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、エスジーペガサスにクビ差交わされて2着に惜敗した。

7月27日、中2週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクリールサミットに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下のえりも特別（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

10月12日、中4週で迎えた5戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の高湯特別（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のインディジョーに1馬身3/4の差をつけて2勝目を挙げた。

5歳（1999年）

3月7日、約17か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3月30日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、名古屋チャレンジカップ ジュノ（F）賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた9戦目は、名古屋チャレンジカップ ネプチューン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。