クラビッグレディ（2002年生、母クラシャトル）
Kura Big Lady
2002.04.29
クラビッグレディ（2002年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋大きい＋淑女」。毛色は芦毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時16歳）と交配したクラシャトルが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は倉見牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方47戦2勝2着8回。2005年の華月賞(地方重賞)で2着に入った他、2004年のアドマイヤベガ賞で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2004年）
5月12日、デビュー戦は小嶋久輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月19日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオペラサンデーに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
6月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月20日、中5週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのアドマイヤベガ賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋久輝騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンザヴィアンからクビ差の2着となった。
8月18日、中1週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。
9月15日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月13日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（7戦1勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月9日、中3週で迎えた10戦目は、2歳G3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
3歳（2005年）
4月20日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの新緑特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。
5月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の西岡公園特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月2日、中1週で迎えた14戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳オープンの水無月特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に終わった。
6月30日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
7月14日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリームチャッターから3馬身差の2着となった。
8月11日、中3週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（6戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。
8月27日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。
9月24日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた20戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の利尻特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。
10月11日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた21戦目は、Aiba函館港町開設記念特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサマーゴールドから1馬身半差の2着となった。
11月21日、中5週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた22戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の野菊特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したセイリングマスターを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。
12月13日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた23戦目は、3歳戦の葉牡丹特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。
12月30日、中1週で迎えた24戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプリムラ特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。
4歳（2006年）
1月11日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したカゲノショウグンにクビ差届かず2着に惜敗した。
2月14日、中4週で迎えた26戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
4月3日、中6週で迎えた27戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。
4月26日、中2週で迎えた28戦目は、日高こんぶ特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月6日、中5週で迎えた29戦目は、福住特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
6月20日、中1週で迎えた30戦目は、大樹歴舟川特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（8戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
7月4日、中1週で迎えた31戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、タップダンスシチー賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月18日、中1週で迎えた32戦目は、ミラ特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のプリティネイムに1馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。
8月1日、中1週で迎えた33戦目は、ダージー賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（9戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた34戦目は、旭川ワンダーランド特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（10戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。
8月29日、中1週で迎えた35戦目は、ブラックタキシード賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（11戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトラックタカオーからハナ差の2着に惜敗した。
9月12日、中1週で迎えた36戦目は、カコイーシーズ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（12戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月26日、中1週で迎えた37戦目は、ヒシミラクル賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（13戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月24日、中3週で迎えた38戦目は、十勝ワイン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（10戦1勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた39戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、厚別特別（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。
5歳（2007年）
4月26日、約5か月半の休み明けで迎えた40戦目は、北海道日高装蹄師会特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（11戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。
5月9日、中1週で迎えた41戦目は、門別プロパンガス事業協同組合特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（12戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。
5月23日、中1週で迎えた42戦目は、シックスセンス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（14戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月5日、中1週で迎えた43戦目は、旭川オッズパーク記念特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月19日、中1週で迎えた44戦目は、JAとまこまい広域メロン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（14戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月3日、中1週で迎えた45戦目は、タップダンスシチー賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた46戦目は、室蘭地球岬特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったグロスターチャームからアタマ差の2着に惜敗した。
8月2日、中1週で迎えた47戦目は、レグルス特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったデンコウアタックから3/4馬身差の2着に敗北した。
8月15日、中1週で迎えた48戦目は、カルビーポテト特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に沈んだ。
11月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた49戦目は、日本軽種馬登録協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（15戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。
11月13日、連闘で迎えた50戦目は、JA幕別町長いも特別（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。