グロスターチャーム（2003年生、母ヴエスル）

グロスターチャーム（2003年5月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「デンファレ（ラン）の種類の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のウイングアロー（当時8歳）と交配したヴエスルが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。戦績は、中央平地16戦0勝、地方18戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

6月7日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は408kg。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月26日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレスリーストンから7馬身差の2着に敗北した。

8月23日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドビクトリーに6馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月7日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスイーツカレントに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレカサブランカから1馬身差の2着に敗北した。

10月6日、連闘で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのマヤノトップガン賞（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のピースオブレグルスに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月18日、中7週で迎えた9戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

3歳（2006年）

1月7日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳500万下の呉竹賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、16着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

3月18日、中4週で迎えた13戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

4月30日、中5週で迎えた14戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳500万下のカーネーションカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた16戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい11着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（5戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

10月29日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

12月3日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4歳（2007年）

1月7日、中4週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

2月25日、中6週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

3月24日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

3月31日、連闘で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた24戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

6月5日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、旭川オッズパーク記念特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

6月19日、中1週で迎えた26戦目は、JAとまこまい広域メロン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドマイヤロマネから1馬身半差の2着となった。

7月3日、中1週で迎えた27戦目は、タップダンスシチー賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後はトウショウヘリオスと並んで2着同着となった。

7月17日、中1週で迎えた28戦目は、室蘭地球岬特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクラビッグレディをアタマ差制して久しぶりに美酒を浴びた。

8月15日、中3週で迎えた29戦目は、カルビーポテト特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた30戦目は、競馬総合チャンネル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったデンコウアタックから1馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた31戦目は、十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（7戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた33戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小国博行騎手（8戦1勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた34戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、JA幕別町長いも特別（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。