ヤクモアゲイン（1993年生、母Syriasly）

経歴

デビュー前

2歳（1995年）

11月11日、デビュー戦は久保田英敬騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

12月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したエイシンサンタフェを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3歳（1996年）

1月7日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保田英敬騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したセイザンパーワーにクビ差届かず2着に惜敗した。

3月2日、中2週で迎えた6戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたワコーハヤテ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

3月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（5戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテイエムショウグンに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

5月12日、中7週で迎えた8戦目は、4歳500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた9戦目は、4歳500万下のなでしこ賞（中京芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

6月8日、中2週で迎えた10戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下のニセコ特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

6月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地昇吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の北洋特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（8戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

8月10日、連闘で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

4歳（1997年）

5月10日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた16戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ハートフィールドにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月31日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（10戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた18戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のノーザンキャップに1馬身1/4の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月27日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

8月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（12戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（13戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

9月6日、連闘で迎えた23戦目は、4歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（14戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保田英敬騎手（15戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したクラサンゼットに3/4馬身届かず2着となった。

10月26日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田英敬騎手（16戦1勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保田英敬騎手（17戦1勝）。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で久保田英敬騎手（18戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で久保田英敬騎手（19戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5歳（1998年）

1月5日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で久保田英敬騎手（20戦1勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で久保田英敬騎手（21戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた31戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で久保田英敬騎手（22戦1勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で久保田英敬騎手（23戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた33戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で久保田英敬騎手（24戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で久保田英敬騎手（25戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた35戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で久保田英敬騎手（26戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた36戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に終わった。