シークラウン（2000年生、母ジャストフォーユウ）

シークラウン（2000年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋栄冠」。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時9歳）と交配したジャストフォーユウが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方30戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年の一般F8。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

10月4日、デビュー戦は田島裕和騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

4歳（2004年）

2月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般F8（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクジャッカルに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月21日、中2週で迎えた4戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般F2（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた5戦目は、一般F2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた6戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、十和村こいのぼり四万十川渡し特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた7戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般F2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘッシュから5馬身差の2着となった。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、御畳瀬特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた9戦目は、綾乃さん、結婚おめでとう特別（高知ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月19日、中6週で迎えた10戦目は、風鈴特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた11戦目は、一般E F（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリオレゴンから9馬身差の2着となった。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、盆踊り特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月25日、中4週で迎えた13戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般F7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムテイヤマトから1馬身半差の2着となった。

11月28日、中8週で迎えた14戦目は、一般F7（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2005年）

2月6日、中9週で迎えた15戦目は、一般F5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトサノジーニアスから2馬身差の2着となった。

2月19日、中1週で迎えた16戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般F5（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルデイルから1馬身差の2着となった。

3月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般F5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミドリノオトメからクビ差の2着に甘んじた。

4月16日、中5週で迎えた18戦目は、一般F6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月28日、中5週で迎えた19戦目は、一般F6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月24日、中7週で迎えた20戦目は、一般F6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた21戦目は、一般F6（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月16日、中7週で迎えた22戦目は、森井美香騎手を鞍上に迎えて、横倉山特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

12月10日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、一般F3（高知ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

6歳（2006年）

1月29日、中6週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた24戦目は、真衣頑張れ「C」特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

4月8日、中9週で迎えた25戦目は、一般F4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

5月28日、中6週で迎えた26戦目は、一般F3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルザルーラーに7馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

7月2日、中4週で迎えた27戦目は、半夏生特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

8月26日、中7週で迎えた28戦目は、一般F3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で明神繁正騎手（14戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月15日、中6週で迎えた29戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般F2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月26日、中5週で迎えた30戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、がんばれ高知競馬特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

7歳（2007年）

2月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般F2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

4月22日、中8週で迎えた32戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般E6（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。