プラムステッド（2014年生、母ピエナアマゾン）

プラムステッド（2014年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ロンドンの地名より」。毛色は栗毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時7歳）と交配したピエナアマゾンが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方26戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2018年の一般C2九。

経歴

デビュー前

4歳のとき、東堂から「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、井上和人によって45.36万円で落札された。

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

4月9日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/重）に出走。馬体重は446kg。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

8月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

10月20日、中5週で迎えた7戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた8戦目は、一般C28（笠松ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブランドランナーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた9戦目は、ワンダーカップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた10戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、マックル賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

4歳（2018年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったプリンストロイアに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

4月7日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木祐騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた17戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、大槌キッチンカープロジェクト賞（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

5月12日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のヤマニンティグルに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月20日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

5月27日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミスインパクトに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

6月4日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた22戦目は、ばんえい十勝杯（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた26戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた27戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

7月29日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、西日本豪雨被災者支援（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に入り込んだ。

8月14日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた29戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアドマイヤディーバに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月26日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村直輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。