ハタノエンジェル（2011年生、母ヴィヴィッドエンジェル）

ハタノエンジェル（2011年2月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時26歳）と交配したヴィヴィッドエンジェルが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グッドラック・ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

9月14日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2014年）

3月9日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したエスティレジェンドを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月23日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、逃げるヒラボクレジーナを差し切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月12日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田善臣騎手（5戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサウザンドオークスを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

7月19日、中2週で迎えた7戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/重）に出走。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

11月1日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

12月19日、中6週で迎えた9戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、川崎宿特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。