サンリクロマン（2008年生、母モニュメントバレー）

サンリクロマン（2008年1月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時12歳）と交配したモニュメントバレーが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2010年のフューチャー。

経歴

デビュー前

菅原右吉厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2010年）

9月26日、デビュー戦は高松亮騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は469kg。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシュクモモコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

10月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

3歳（2011年）

1月2日、中8週で迎えた3戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5月15日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

7月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦の北上川ゴムボート川下りレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

8月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の奥入瀬渓流紅葉レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の全国犬ぞりフェスティバルレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

9月26日、中4週で迎えた10戦目は、北上夜曲レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月9日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、皆川麻由美騎手を鞍上に迎えて、がんばろう久慈（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた12戦目は、小岩井ひとくちスモークチーズ賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。