シャンブラザー（1993年生、母ハツコウシンギサン）

シャンブラザー（1993年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンシャインボーイ（当時19歳）と交配したハツコウシンギサンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は雨堤周一。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、中央障害7戦0勝、地方23戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1997年のマルチトップ特別(B3)。

経歴

デビュー前

中之丸忠義厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（1996年）

1月24日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったフルハウスから1馬身半差の2着に敗北した。

2月12日、中2週で迎えた2戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のワッスルフラワーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオオトネテンザンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のれんげ特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村裕基騎手（2戦2勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた6戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクローバー特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーシンボーイに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

5月21日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のマーガレット特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福元弘二騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月4日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスノークリークから半馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（3戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

12月19日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

4歳（1997年）

1月8日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオリンピアボーイに4馬身の差をつけて4勝目をマークした。

2月7日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のルイスハヤブサに4馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

3月14日、中4週で迎えた15戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、若草特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハギノニューモードから3/4馬身差の2着となった。

4月21日、中4週で迎えた16戦目は、住吉橋特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた17戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた18戦目は、マルチトップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノブライアンに1馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

7月3日、中2週で迎えた19戦目は、中地健夫騎手を鞍上に迎えて、盛夏特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた20戦目は、ムーンライト特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（8戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月18日、中4週で迎えた21戦目は、流星特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた22戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスランから3/4馬身差の2着となった。

11月16日、中8週で迎えた23戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハセノガルチにクビ差届かず2着となった。

12月6日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

5歳（1998年）

1月18日、中3週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

8月9日、約7か月の休養明けで迎えた27戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の岩室特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の瀬波特別（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた29戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の魚野川特別（新潟芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の外房特別（中山芝1600m 外回り雨/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた31戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

6歳（1999年）

2月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月4日、中4週で迎えた33戦目は、W.ハーネット騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝2710m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた34戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた35戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた36戦目は、5歳以上900万下の秋川特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢原洋一騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた37戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/稍重）に出走。鞍上は宗像徹騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月11日、中1週で迎えた38戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた39戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた40戦目は、熊谷満騎手を鞍上に迎えて、中津峡特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。