セイフクガール（2002年生、母イワミガール）

セイフクガール（2002年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時21歳）と交配したイワミガールが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田隆志。戦績は、中央平地9戦0勝、地方17戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

8月21日、デビュー戦は天間昭一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月5日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

3歳（2005年）

2月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で天間昭一騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

4月16日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた8戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

8月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のグローリーファインを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月5日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月26日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、シャンハイナイトに半馬身交わされて2着となった。

4歳（2006年）

1月17日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2六（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタカノドレスアップに1馬身の差をつけて優勝

1月31日、中1週で迎えた18戦目は、両国特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた19戦目は、田園調布特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（6戦1勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた20戦目は、中野区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（7戦1勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた21戦目は、りょうけん座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた22戦目は、北区特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で坂井英光騎手（9戦1勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性のガッツでゴールまでタレずに走り切り、3着に入った。

5月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂井英光騎手（10戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂井英光騎手（11戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた25戦目は、松崎正泰騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたディマジオ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

12月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた26戦目は、牝馬限定戦の西新井特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松崎正泰騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。