イダテンムスメ（2004年生、母ダイナアルカディア）

イダテンムスメ（2004年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「韋駄天娘。スピード豊かな馬であるため」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャーロック（当時12歳）と交配したダイナアルカディアが21歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河豊水。戦績は、中央平地2戦0勝、地方18戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年のコスモス特設(一般C20)。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

1月27日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は440kg。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く17着に終わった。

5月30日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の揖斐川賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた3戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず15着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた4戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C28（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアローエリザベスから3馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた5戦目は、藤里ひまわり特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルパから1馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、ノブ田中生誕40周年記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

9月19日、中2週で迎えた7戦目は、コスモス特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノエンプレスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月10日、中2週で迎えた8戦目は、秋の運動会特設（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた11戦目は、黒川温泉旅館組合特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた12戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C20（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた14戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、フェアウェル特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2008年）

1月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤智久騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C22（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤智久騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C24（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C23（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた20戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。