メイショウエイシ（2001年生、母ティリオブストラッフォード）

メイショウエイシ（2001年2月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋英姿」。毛色は鹿毛。種牡馬のHonour and Glory（当時8歳）と交配したティリオブストラッフォードが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）上山牧場。戦績は、中央平地35戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年のTVQ杯(1000万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

8月17日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は514kg。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月31日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

11月29日、中5週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（5戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

3歳（2004年）

5月8日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたテイエムツバサオー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

5月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエイシンチンタオに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で飯田祐史騎手（8戦1勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で飯田祐史騎手（9戦1勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で飯田祐史騎手（10戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は12戦連続で飯田祐史騎手（11戦1勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月5日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の唐津特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で飯田祐史騎手（12戦1勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

9月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で飯田祐史騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、トーセンハミングにクビ差交わされて2着となった。

10月17日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で飯田祐史騎手（14戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のマイクラリネットを半馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。

11月6日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で飯田祐史騎手（15戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の山科特別（京都ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は17戦連続で飯田祐史騎手（16戦2勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた18戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の香嵐渓特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

4歳（2005年）

6月26日、約6か月半の休養明けで迎えた19戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（17戦2勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（18戦2勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったダノンシャトルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月7日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（19戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（20戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のノボリハウツーをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

9月3日、中1週で迎えた23戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のTVQ杯（小倉ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

10月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（21戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の愛宕特別（京都ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（22戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンワードランに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月20日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（23戦3勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上1000万下の香嵐渓特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（24戦3勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

5歳（2006年）

5月6日、約5か月の休養明けで迎えた28戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（25戦3勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上1000万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（26戦3勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上1000万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（27戦3勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた31戦目は、3歳以上1000万下の桜島特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（28戦3勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着を確保した。

7月23日、連闘で迎えた32戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の天草特別（小倉ダート1700m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で飯田祐史騎手（29戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上1000万下の由布院特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で飯田祐史騎手（30戦3勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のTVQ杯（小倉ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で飯田祐史騎手（31戦3勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のシゲルダンプウに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月8日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、3歳以上1600万下の観月橋ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で飯田祐史騎手（32戦4勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。