パシコエミリ（2007年生、母パシコルビー）

Pacico Emiri

2007.04.09

パシコエミリ（2007年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時18歳）と交配したパシコルビーが20歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パシフイック牧場。戦績は、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2010年）

5月4日、デビュー戦は小林靖幸騎手を鞍上に据えて、3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタグニノハルに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

8月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、一般C3-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた4戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月16日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-5（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったシルクフリューゲルにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林靖幸騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったベルガマスクに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月10日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3-5（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林靖幸騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のバトルダーウィンに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月18日、中4週で迎えた11戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。