コパノジャクソン（2014年生、母ファランドール）

コパノジャクソン（2014年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時13歳）と交配したファランドールが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は服部健太郎。主な勝ち鞍は2018年の穂高特別(一般B1)。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

10月30日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に敗れた。

3歳（2017年）

2月26日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

4月29日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

12月6日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のセイウンハニーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月29日、中2週で迎えた6戦目は、仕事納め特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4歳（2018年）

1月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般C14 17（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クレムフカに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた8戦目は、雪見賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカジノフライトに7馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

2月9日、中1週で迎えた9戦目は、寒椿特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレンドカグラに8馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月9日、中1週で迎えた11戦目は、ヒヤシンス特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

3月22日、中1週で迎えた12戦目は、カスミチャン誕生日おめでとう（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（7戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカンノンリオに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月27日、中4週で迎えた13戦目は、花水木特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で東川公則騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のミスターフウジンに2馬身の差をつけて5勝目を収める

5月8日、中1週で迎えた14戦目は、飛騨川賞（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で東川公則騎手（9戦5勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた15戦目は、一般B8（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で東川公則騎手（10戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトチノマドンナに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月12日、中1週で迎えた16戦目は、飛水峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で東川公則騎手（11戦6勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のドリームダークアイに2馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

6月25日、中1週で迎えた17戦目は、穂高特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で東川公則騎手（12戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のチェリーシャクナゲに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

7月25日、中3週で迎えた18戦目は、根の上高原特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で東川公則騎手（13戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月4日、中9週で迎えた19戦目は、奥飛騨賞（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は15戦連続で東川公則騎手（14戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルヨアキトを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて9勝目を挙げた。

10月16日、中1週で迎えた20戦目は、がんばれ笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で東川公則騎手（15戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月19日、中4週で迎えた21戦目は、コスモス賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で東川公則騎手（16戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月26日、中4週で迎えた22戦目は、ポインセチア賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で東川公則騎手（17戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5歳（2019年）

1月8日、中1週で迎えた23戦目は、新春特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で東川公則騎手（18戦9勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた24戦目は、春菊賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は20戦連続で東川公則騎手（19戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた25戦目は、春蘭特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で東川公則騎手（20戦9勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた26戦目は、孟春特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で東川公則騎手（21戦9勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた27戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は23戦連続で東川公則騎手（22戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。