ゴールデンパリス（1996年生、母タカラカイシン）

ゴールデンパリス（1996年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時7歳）と交配したタカラカイシンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小西ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方29戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年のゴールデンシリーズ第6戦。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小西ファームから「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,060.5万円で落札された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

7月18日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

8月30日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

10月3日、中4週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3歳（1999年）

3月14日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4月1日、中2週で迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’99ベストステッキ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったパストヒットに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中1週で迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールデンシリーズ第6戦（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のソシアルエスコートに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月9日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の江戸菊特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の嵯峨菊特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

11月18日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、3歳戦の’99ベストステッキ特別（12）（船橋ダート1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4歳（2000年）

1月19日、中8週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた14戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

2月16日、中3週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた15戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

4月5日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2六（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた18戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったレオデスペラードにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

5月24日、中2週で迎えた20戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、牡丹特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイエローギャロップから1馬身差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた23戦目は、海風特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい10着に終わった。

10月25日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

11月27日、中2週で迎えた26戦目は、露霜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

5歳（2001年）

1月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2六（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったワンダーウインに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月14日、中4週で迎えた31戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったクロスザルビコンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月3日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2三ウ（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた35戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月17日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

6月27日、中0週で迎えた37戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。