’99ベストステッキ特別（12）

レース展開

ダブルツインカムが隊列を引き連れる形、その直後にローランマーキュリが取り付く

逃げを打ったのはダブルツインカム。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にローランマーキュリが続く。続いて、シャコーレジェンドが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはハイフレンドペック。その1馬身後ろ、ストロングクレインは中団前寄り。スパークルムーンは中団馬群のど真ん中を追走。ゴールデンパリスは中団後方の位置取り。その後ろ、オンワードウルフが8番手。そのすぐ後ろ、ラッキーテイオーが9番手。ジュピターコトブキは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはキクカエビスオー。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはグランドバイラック。最後尾にシークレットライヴがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’99ベストステッキ特別（12）、ダブルツインカムが天授のスピードで端に立ち、そのまま直線でも脚勢鈍らず先頭でゴールに飛び込む

先頭はダブルツインカムでリードは1馬身。単独の2番手にハイフレンドペックが続く。そのすぐ後ろ、シャコーレジェンドが3番手。1馬身離れて、ゴールデンパリスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走るダブルツインカム。そのままダブルツインカムが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグングンと追い迫ったラッキーテイオーを3/4馬身振り切り勝利を掴み取った。2着のラッキーテイオーから1馬身半差の3着には、2番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたハイフレンドペックが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた2番人気のジュピターコトブキが入線した。1番人気のオンワードウルフは後方4番手にいたが伸びきれず9着に敗れた。