ビービースイート（1998年生、母スイートキャスィー）

ビービースイート（1998年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイタクヘリオス（当時11歳）と交配したスイートキャスィーが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方17戦1勝2着1回。2000年のサマーチャレンジ7で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

北川数男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

7月24日、デビュー戦は中村裕司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒガシアフリートをアタマ差制して初白星を挙げた。

8月23日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ7（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイジオスから1馬身半差の2着となった。

9月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスローンブランにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

10月12日、中3週で迎えた4戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（2001年）

1月27日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の寒桜賞（京都芝1200m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

2月17日、中2週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた7戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

3月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下のれんげ賞（阪神芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

11月18日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた11戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4歳（2002年）

2月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた13戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた14戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

5月24日、中7週で迎えた15戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた16戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、佐野文俊28歳誕生日記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた18戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、株式会社クラフト緑化優良工場受賞記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2003年）

4月15日、約6か月の休養明けで迎えた19戦目は、イヌ鷲特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた20戦目は、稲毛光莉子ちゃん1歳誕生日記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた21戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、BSフジ・競馬大王「清水智」ご当選記念（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた23戦目は、安くて!うまい!御食事処若駒記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた24戦目は、遠藤俊介37歳澄子と幸せになります記念（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた25戦目は、赤川特別（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。