スローンブラン（1998年生、母グレイチキータ）

スローンブラン（1998年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシャンハイ（当時9歳）と交配したグレイチキータが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は赤坂光夫。戦績は、中央平地5戦1勝、地方54戦9勝2着5回。2001年のしらさぎ賞(地方重賞)に勝利した他、2004年のみなづき特別(一般)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

7月26日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターペルジノに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月23日、中3週で迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジ7（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のビービースイートをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、宗形竹見騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシクラメン特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

3歳（2001年）

1月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗形竹見騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

1月22日、連闘で迎えた6戦目は、小林真治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若水特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタキノシザングに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

2月20日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林真治騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

3月21日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林真治騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のミキノポテンシャルに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

4月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の東京王冠賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の若潮盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

9月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた13戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’01ムーンライトカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月17日、中2週で迎えた14戦目は、3歳ハンデ地方重賞のゴールドカップ（浦和ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた15戦目は、G1のJBCクラシック（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は納谷和玖騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた16戦目は、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

12月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた18戦目は、キャッツアイ賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

4歳（2002年）

1月22日、中3週で迎えた19戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1790m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で納谷和玖騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’02ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

3月4日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、スプリングタイム賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は納谷和玖騎手（6戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた22戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたマイネルストリーム決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4月11日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の’02グリーンカップ（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は納谷和玖騎手（7戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた24戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’02スターライトカップ（大井ダート1190m 雨/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の初夏特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

5歳（2003年）

5月3日、約11か月半の休み明けで迎えた26戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

6歳（2004年）

2月21日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた27戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下のテレビ山梨杯（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた28戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下のオンスロートメモリアル（中山芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

6月30日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた30戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、みなづき特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキサスキサスキサスから4馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中1週で迎えた31戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月23日、中9週で迎えた32戦目は、サファイヤカップ（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた33戦目は、地方重賞の九州記念（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（2005年）

2月21日、約4か月半の休養明けで迎えた34戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、早春特設（佐賀ダート1750m 雪/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた35戦目は、春光特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口義史騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた36戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、春分特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた37戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るレオブライアンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

5月1日、中1週で迎えた38戦目は、金沢競馬売店組合冨田売店杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るショーケンシアトルを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って6勝目をつかんだ。

5月29日、中3週で迎えた39戦目は、石川県馬主協会長賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月7日、連闘で迎えた40戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るショーケンシアトルを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って7勝目を手中に収めた。

6月26日、中2週で迎えた41戦目は、石川県馬主協会長賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（4戦3勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた42戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マルマツシェーバーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月17日、中1週で迎えた43戦目は、樋口景一・宮脇彩夏結婚記念レース（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で古性秀之騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヨウシヤッタにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

8歳（2006年）

1月4日、約5か月半の休養明けで迎えた44戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（金沢ダート1400m 雪/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

3月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた45戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月6日、中9週で迎えた46戦目は、一般C2-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のナスケンエアストを半馬身振り切って8勝目を収める

12月5日、約5か月半の休養明けで迎えた48戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（9戦4勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた49戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（10戦4勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月27日、中0週で迎えた50戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グランメールに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9歳（2007年）

1月4日、連闘で迎えた51戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（12戦4勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルキーフォルテに1馬身の差をつけて制した。

4月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた52戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で古性秀之騎手（13戦5勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた53戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で古性秀之騎手（14戦5勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた54戦目は、納口雅勝誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古性秀之騎手（15戦5勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた55戦目は、一般B4-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で古性秀之騎手（16戦5勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた56戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、能登谷広之首位打者獲得記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月30日、中7週で迎えた57戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般B4-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた58戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るリンガスクインビーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

10歳（2008年）

3月30日、約5か月半の休み明けで迎えた59戦目は、宇出津あばれ祭り杯（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（17戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。