ヨウシヤッタ（2000年生、母クールラブ）

ヨウシヤッタ（2000年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ようし、やった！」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時12歳）と交配したクールラブが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方40戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の一般C2-4。

経歴

デビュー前

当歳のとき、タイヘイ牧場から「北海道7月当歳市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

5月18日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

6月21日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

12月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた6戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた7戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4歳（2004年）

3月28日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミズホイナリを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

4月20日、中2週で迎えた9戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミナミノシェリフに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトウショウムーヴを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で徳留康豊騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2 13（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2-7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したラヴィクトワールを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のセキサンショウリをクビ差振り切って2勝目を収める

7月26日、中3週で迎えた15戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳留康豊騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた17戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた18戦目は、越原椿ちゃん初誕生記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月5日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月10日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、一般C2-10（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で鬼束亮騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鬼束亮騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2-10（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鬼束亮騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で鬼束亮騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた26戦目は、竹田吉孝騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた27戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた28戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、リゲル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

5月5日、中0週で迎えた30戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、リゲル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた31戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3-5（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月21日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳留康豊騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったユアースダイナにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で徳留康豊騎手（10戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた36戦目は、樋口景一・宮脇彩夏結婚記念レース（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で徳留康豊騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスローンブランに2馬身の差をつけて3勝目を手にした。

7月31日、中1週で迎えた37戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で徳留康豊騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた38戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキー（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた39戦目は、「ルーツダイヤモンデックス」杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた40戦目は、白や杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた41戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜シルバー（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（14戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた44戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（15戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた45戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜シルバー（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。