セキサンショウリ（2000年生、母セキノリンダ）

セキサンショウリ（2000年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勝利」。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時10歳）と交配したセキノリンダが12歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は笹島政信。戦績は、中央平地6戦0勝、地方11戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C3-5。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

1月5日、デビュー戦は畑端省吾騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3月15日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑端省吾騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畑端省吾騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で畑端省吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

5月18日、中5週で迎えた5戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は畑端省吾騎手（4戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず13着に終わった。

7月12日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のクインズパールを半馬身振り切って初白星を挙げた。

8月5日、中2週で迎えた8戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクィンオブハピネスに6馬身の差をつけて優勝

8月24日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキーウエストをクビ差振り切って優勝

9月2日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったカノッサーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月28日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

10月7日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた12戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るツジリバルドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

4歳（2004年）

4月18日、約6か月半の休養明けで迎えた13戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

6月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鬼束亮騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6月28日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヨウシヤッタ決め手に屈してクビ差の2着となった。