プルマブランカ（2014年生、母ワンズガーホッド）

プルマブランカ（2014年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「白い翼（西）」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時15歳）と交配したワンズガーホッドが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は協和牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方10戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2018年のすだち賞(C1)。

経歴

デビュー前

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

9月30日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

4歳（2018年）

2月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

2月27日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったピエナトビーズに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月12日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシーダムエーカーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月14日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹田知宏騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラフォリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月5日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦の兵庫馬事畜産特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で笹田知宏騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、伸びてきたムチャチャマヒカ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

7月26日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で笹田知宏騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた11戦目は、すだち賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で笹田知宏騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のゴッドバローズに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

5歳（2019年）

1月12日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず16着に敗れた。

5月19日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の石打特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい15着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた14戦目は、ナイター競馬女子会特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（10戦3勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したナリタミニスターを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月10日、中2週で迎えた15戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（12戦3勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（13戦3勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた18戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、小牧太カップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフミタツティンクルをアタマ差だけ差し切って4勝目を手中に収めた。

10月18日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

12月19日、中8週で迎えた21戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

6歳（2020年）

1月2日、中1週で迎えた22戦目は、そのだは面白い!第10回青芝フック杯（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上B2 C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた24戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、初花月賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサチノマリアージュをクビ差振り切って5勝目を手中に収めた。

3月1日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた26戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサイモンルチアーノに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月20日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C1 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサムライレジェンドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

4月4日、中1週で迎えた28戦目は、さがけいば最終レースは19時台1（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた29戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、春爛漫賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた30戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、緑風賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したカンタオールにハナ差届かず2着に甘んじた。

5月17日、中1週で迎えた31戦目は、余花賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた32戦目は、ひなげし賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、4歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。