ボスオブザキッズ（1989年生、母ヒカリビーナス）

Boss of the Kids

1989.04.26

ボスオブザキッズ（1989年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンバアダンサー（当時5歳）と交配したヒカリビーナスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は出口 宜己。戦績は、中央平地11戦2勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1992年の横津岳特別(500万下)。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 12戦2勝 [2-0-1-9/12]
• 総賞金 国内: 1,702万円
• 生年月日: 1989年4月26日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 稲葉道行 浦和
• 馬主: コーエー建設（株）
• 生産者: 出口 宜己
• 抹消情報: 地方抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 7馬身

ベストレース

• レース名: 4歳未勝利
• 日付/馬齢: 1992年8月29日/3歳
• コース: 函館芝1800m 右
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 3.2倍/2番人気
• 馬番/頭数: 3番/8頭
• 天候: 曇 22.8℃
• 馬場状態/馬場速度: 稍/極遅
• レースラップ: 平均=12.2/ラスト=12.8
• レースペース: 稍ハイ
• 通過順位: 1-1-1-1
• 馬体重 増減: 492kg +2
• 出走間隔: 中2週
• 騎手 斤量: 細川英二 55.0kg
• ブリンカー: 装着

血統

概要

母のヒカリビーナスは地方17戦1勝。祖母のレデイビーナスは地方2戦0勝2着1回。曾祖母のフエアーウインは中央平地50戦5勝2着9回。父のリンバアダンサーは海外1戦1勝。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
きM	Harina＝Avena	5*6*7	5.46%
牡	Aureole	5×4	9.37%
牡	Nearco	5*5×5*7	10.15%
牡	Hyperion	6*6*7×5	7.03%
牡	Pharos	6*6×6*7	5.46%
牡	Gainsborough	7*7×6*6	4.68%
牡	Bahram	7*7×6	3.12%
牡	Phalaris	7*7*7×7	3.12%
牡	Blenheim	7×7	1.56%
牡	Man o' War	7×7	1.56%
牡M	Blandford	6*7*7	3.12%
牝	Selene	7*7*7×6	3.9%
牝	Mah Mahal	7×7	1.56%
牝M	Neocracy	4*6	7.81%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Nijinsky 1967 （CAN）		Northern Dancer 1961 （CAN）	Nearctic	Nearco
				Lady Angela
			Natalma	Native Dancer
				Almahmoud
		Flaming Page 1959 （CAN）	Bull Page	Bull Lea
				Our Page
父 リンバアダンサー 1984 （USA）			Flaring Top	Menow
				Flaming Top
		Vaguely Noble 1965 （GB）	ヴイエナ	Aureole
				Turkish Blood
父の母 Last Feather 1979 （USA）			Noble Lassie	Nearco
				Belle Sauvage
		Quill 1956 （USA）	Princequillo	Prince Rose
				Cosquilla
			Quick Touch	Count Fleet
				Alms
母の父 タイテエム 1969 （JPN）		セントクレスピン 1956 （GB）	Aureole	Hyperion
				Angelola
			Neocracy	Nearco
				Harina
		テーシルダ 1963 （GB）	ヴエンチア	Relic
				Rose o'Lynn
母 ヒカリビーナス 1979 （JPN）			Temoignage	Tulyar
				Mehmany
		アイオニアン 1960 （GB）	Milesian	My Babu
				Oatflake
母の母 レデイビーナス 1972 （JPN）			Persian View	Persian Gulf
				Lady's View
		フエアーウイン 1949 （JPN）	セフト	Tetratema
				Voleuse
			雪義	トウルヌソル
				種義

血統分類

• サイアーライン: ニジンスキー系
• ファミリーナンバー: 12

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1993/11/01 浦和	ダ1400m 良 晴	一般C1七	ホクテンアルゴ 3.2	12 / 12	8枠 11番	見沢譲治	55kg		2人			482	+2
1993/03/06 中山	芝1800m 良 晴	’93グローバルC 900万下	シャマードシンボリ 2.5	12 / 12	8枠 12番	小牧太	56kg	30.2	11人	1-1-1-1	40.2 / 35.8	480	-4
1993/02/14 東京	ダ1600m 良 晴	早春賞 900万下	エンビライナー 2.5	11 / 13	5枠 6番	細川英二	53kg	210.4	13人	8-11	40.3 / 35.6	484	+2
1992/12/06 中山	芝2600m 良 曇	美浦特別 900万下	シンヨウヒカル 3.1	12 / 12	7枠 9番	細川英二	55kg	63.2	11人	1-1-1-2	39.4 / 37.1	482	+2
1992/11/07 東京	芝1800m 良 曇	立冬特別 900万下	シンボリフォルテ 1.9	11 / 12	8枠 11番	細川英二	53kg	24.2	10人	1-1-1	37.7 / 36.1	480	-8
1992/09/26 函館	芝1800m 重 曇	STV杯 900万下	ケイエイホープ 2.9	9 / 9	1枠 1番	細川英二	55kg	8.5	5人	3-3-3-4	40.5 / 36.7	488	0
1992/09/12 函館	芝1800m 重 曇	横津岳特別 500万下	(シンヨウヒカル) 0.0	1 / 9	2枠 2番	細川英二	55kg	3.4	2人	1-1-1-1	41.0 / 35.2	488	-4
1992/08/29 函館	芝1800m 稍 曇	4歳未勝利	(ニチドウアイソン) -1.1	1 / 8	3枠 3番	細川英二	55kg	3.2	2人	1-1-1-1	37.7 / 36.8	492	+2
1992/08/08 函館	芝1800m 重 雨	4歳未勝利	ザハーディ 0.6	3 / 10	3枠 3番	細川英二	55kg	12.3	7人	1-1-1-1	38.0 / 36.4	490	+8
1992/05/16 東京	芝1600m 稍 雨	4歳未勝利	キョウシンルドルフ 1.4	9 / 16	2枠 4番	細川英二	55kg	20.6	6人	6-10	38.6 / 35.2	482	+2
1992/04/19 中山	ダ1800m 良 曇	4歳未出走	カガヤキ 2.0	5 / 11	7枠 8番	細川英二	55kg	2.4	1人	3-2-2-2	41.3 / 36.7	480	-6
1992/03/28 中山	芝1600m 重 曇	4歳未出走	タイコウタップ 1.0	6 / 14	3枠 4番	細川英二	55kg	5.5	2人	1-1-1	40.0 / 34.6	486

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

新関力厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

3月28日、デビュー戦は細川英二騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山芝1600m 外回り 曇/重）に出走。馬体重は486kg。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

4月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月16日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で細川英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

8月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で細川英二騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

8月29日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で細川英二騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニチドウアイソンに7馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の横津岳特別（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で細川英二騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の気力で渋太く粘り込んで、最後は2着のシンヨウヒカルをクビ差振り切って2勝目を手にした。

9月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下のSTV杯（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で細川英二騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

11月7日、中5週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の立冬特別（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で細川英二騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下の美浦特別（中山芝2600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で細川英二騎手（8戦2勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

4歳（1993年）

2月14日、中9週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の早春賞（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で細川英二騎手（9戦2勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた11戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’93グローバルカップ（中山芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を5馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

11月1日、約8か月の休み明けで迎えた12戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。12着に敗れた。