ナックジーニアス（2017年生、母メロークーミス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、守矢牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、守矢牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小松欣也によって734.4万円で落札された。

2歳（2019年）

11月23日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

3歳（2020年）

2月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

4月26日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、最後はラグリマスネグラスと並んで3着同着となった。

5月16日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシュバルツイェガーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマーキュリーセブンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月10日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中勝春騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴィーヴルサヴィを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

10月31日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの昇仙峡特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中勝春騎手（6戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

4歳（2021年）

1月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で田中勝春騎手（7戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中勝春騎手（8戦2勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

6月13日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの八王子特別（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中勝春騎手（9戦2勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

9月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの赤倉特別（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。