ミネノマサカ（2007年生、母フジミネフブキ）

ミネノマサカ（2007年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋真の坂を駆け上がる」。毛色は鹿毛。種牡馬のウインラディウス（当時9歳）と交配したフジミネフブキが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は横山浩司。戦績は、地方12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の2歳。

経歴

デビュー前

市澤正一厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2009年）

8月7日、デビュー戦は岡田大騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は479kg。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマキノルーチェに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のダーラヘストに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3歳（2010年）

1月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のバンドネオンに1馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

2月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田大騎手（6戦2勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

8月2日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡田大騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

9月17日、中6週で迎えた9戦目は、3歳戦のすすき特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で岡田大騎手（8戦2勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

9月27日、中0週で迎えた10戦目は、3歳戦の御成特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岡田大騎手（9戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2三四（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で岡田大騎手（10戦2勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

11月24日、中5週で迎えた12戦目は、（社）埼玉県畜産会長賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で岡田大騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。