アリアナバローズ（2019年生、母ゴーンクレージー）

Ariana Barows

2019.04.18

アリアナバローズ（2019年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「『とても神聖な』という意味を持つ人名より+冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のディープブリランテ（当時10歳）と交配したゴーンクレージーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は富田牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳C2四。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、猪熊広次によって682万円で落札された。

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

3月5日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は488kg。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい18着に終わった。

4月24日、中6週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

6月7日、中5週で迎えた3戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、イエローブーケに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた4戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のディーロジャーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた6戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C1三（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた7戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

12月11日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた9戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

4歳（2023年）

3月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート850m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、グロリユーノワールに3/4馬身交わされて2着となった。

3月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本玲花騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。