マルゴスイング（1987年生、母マルゴソロン）

経歴

デビュー前

3歳（1990年）

1月27日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったバンダイロードにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

2月17日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマンテンパパを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月8日、中6週で迎えた3戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

6月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のディープポケットに1馬身3/4の差をつけて2勝目を収める

7月22日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の麒麟山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で中舘英二騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月9日、中6週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中舘英二騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のクリトドバンを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

9月30日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳G3のクイーンステークス（中山芝2000m 雨/不良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で中舘英二騎手（8戦3勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

4歳（1991年）

2月10日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、テレビ山梨杯（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で中舘英二騎手（9戦3勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた12戦目は、東風ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中舘英二騎手（10戦3勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4月21日、中7週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の丹沢ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で中舘英二騎手（11戦3勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた14戦目は、立夏ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中舘英二騎手（12戦3勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したマイグローリアを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

6月8日、中4週で迎えた15戦目は、フリーウェイステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で中舘英二騎手（13戦3勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

7月21日、中5週で迎えた16戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の麒麟山特別（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

9月15日、中7週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。