トサノテイオー（1996年生、母トモエマーガレット）
Tosano Teio
1996.05.05
トサノテイオー（1996年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のローズリーフⅡ（当時12歳）と交配したトモエマーガレットが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、地方9戦2勝2着4回。1999年のしらさぎ賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 22戦3勝 [3-4-0-15/22]
- 総賞金国内
- 2,576万円
- 生年月日
- 1996年5月5日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 根本康広美浦
- 馬主
- 村山忠弘
- 生産者
- 坂牧場
- 抹消情報
- 中央：2001年12月28日抹消
地方：1999年3月11日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のトモエマーガレットは中央1勝（中山ダ[1200m]）。祖母のDancing Crystalは海外2戦0勝。曾祖母のLyric Danceは海外7戦2勝。父のローズリーフⅡは海外重賞1勝（愛国芝）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| 牡 | Nearco | 5*7×5*7 | 7.81% |
| 牡 | Blenheim | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Djebel | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Hyperion | 6*7×6*7*7 | 5.46% |
| 牡 | Bull Dog | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Mahmoud | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Blue Larkspur | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Tourbillon | 7*7*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Teddy | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡S | Princequillo | 4*6 | 7.81% |
| 牡M | Northern Dancer | 3*5 | 15.62% |
| 牡M | Native Dancer | 5*5*6*7 | 8.59% |
| 牡M | Rockefella | 6*6 | 3.12% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ミルリーフ系
- ファミリーナンバー
- 3-n
レース成績
経歴
デビュー前
安田寛厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（1998年）
6月9日、デビュー戦は岡島玉一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は514kg。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトップフィリオをクビ差制して初白星を挙げた。
7月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月30日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月6日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、5着に入り込んだ。
10月7日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリスタルキャロルから2馬身半差の2着に敗北した。
10月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡島玉一騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインライデンから1馬身差の2着となった。
11月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡島玉一騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリンポスから2馬身差の2着に敗北した。
12月21日、中6週で迎えた8戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のポインセチア特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したハセノワンダーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
3歳（1999年）
1月16日、中3週で迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の寒竹賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレディブラッサムを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。
2月11日、中3週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1700m 雪/重）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に敗れた。
3月10日、中3週で迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンショウフジに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
4月25日、中6週で迎えた12戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（東京芝1400m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は柴田善臣騎手（1戦1勝）。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。
4歳（2000年）
1月15日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた13戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下のジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず16着に終わった。
12月16日、約11か月の休み明けで迎えた14戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。
5歳（2001年）
1月8日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の若水賞（中山芝1200m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。
1月20日、中1週で迎えた16戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の初春賞（中山ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。
2月18日、中3週で迎えた17戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のテレビ埼玉杯（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。
3月3日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。
3月17日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の御宿特別（中山芝1600m 外回り 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。
3月31日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の千葉日報杯（中山芝1600m 外回り 雪/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。
12月2日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。
12月23日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上1000万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。