ウインライデン（1996年生、母ヒノキヤソフィスト）

ウインライデン（1996年4月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時15歳）と交配したヒノキヤソフィストが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）小岩ファーム。戦績は、地方26戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年のハイビスカス特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小岩ファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

佐々木一夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

4月29日、デビュー戦は川島雅人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のリバティクインに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月4日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（札幌(地)ダート1100m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月11日、中9週で迎えた3戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月23日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で国信満騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダブルトウコウからアタマ差の2着となった。

10月21日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で国信満騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のトサノテイオーに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3歳（1999年）

3月1日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のユキヤナギ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のもくれん特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のスイートピー特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエムジーリバティーに4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

5月31日、中3週で迎えた12戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の白ばら特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。

6月9日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦のすずらん特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、最後はマルヨシカングと並んで3着同着となった。

7月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のコマクサ特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のドリームファイターを半馬身振り切って4勝目をマークした。

8月22日、連闘で迎えた18戦目は、ハンデ戦のサンセット賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた19戦目は、マゼラン星雲賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた21戦目は、佐々木洋一騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ地方重賞のリリーカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2000年）

11月27日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた24戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のノベンバー特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦のディセンバー特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

5歳（2001年）

1月12日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の紅梅特別（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。