ルシーダカフェ（2009年生、母エジンバラシチー）

ルシーダカフェ（2009年6月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「宇宙で最も輝ける星（ラテン語）＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時12歳）と交配したエジンバラシチーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦11勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カタオカファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、カタオカファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、西川光一によって735万円で落札された。

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月29日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

3月11日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

7月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

9月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた5戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月6日、連闘で迎えた6戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアラタマライトに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月28日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーアケボノに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のポートポケットに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月18日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦のローリーダーッと頑張れ2（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（4戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタケデンサプライズに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（5戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンブライアンに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月8日、連闘で迎えた12戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（6戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハリファックスに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月22日、中1週で迎えた13戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のユノミレーに3馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

4歳（2013年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、お年玉とく戦（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーダンディに6馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

1月12日、中0週で迎えた15戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（7戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレジオンドヌールに2馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

2月2日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったレジオンドヌールからクビ差の2着に甘んじた。

2月9日、連闘で迎えた17戦目は、「本日IPAT全レース発売中!」とく戦（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイチイチイから1馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は三村展久騎手（8戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウィッシュウインに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

3月2日、連闘で迎えた19戦目は、一般B3三（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（9戦8勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジャックに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月23日、中2週で迎えた20戦目は、春らんまん特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（10戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた21戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。