バーバリアン（2014年生、母ドーニングストーム）

バーバリアン（2014年3月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時16歳）と交配したドーニングストームが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）須崎牧場。戦績は、地方23戦2勝2着4回。2016年の兼六園ジュニアカップ(地方重賞)で2着に入った他、2016年の金沢プリンセスカップ(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、須崎牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、須崎牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、西森鶴によって540万円で落札された。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2016年）

5月12日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に敗れた。

7月19日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るキリキリマイヒメを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月24日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、コパノミザールにクビ差交わされて2着となった。

9月18日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた6戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞の金沢プリンセスカップ（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ヴィーナスアローに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月4日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦の金木犀賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアクティブムーンに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月18日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の金沢シンデレラカップ（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヴィーナスアローにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月15日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定2歳戦の柊特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったユメヲノセテに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で迎えた11戦目は、2歳地方重賞の金沢ヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

3歳（2017年）

5月21日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のZERoさんラジオ1周年おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の金沢芸妓特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた14戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた15戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のどいやさ祭特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の太鼓打競技大会特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた18戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の加賀友禅賞（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた19戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた20戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般B1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた21戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、光夫さんお誕生日記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた22戦目は、新冠産駒杯（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた23戦目は、河合谷の郷収穫まつり特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。