ロージーメドウ（1996年生、母ロージースルー）

ロージーメドウ（1996年3月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアルカング（当時8歳）と交配したロージースルーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着5回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,500万円（3万×500口）で一口馬主が募集された。

荻野光男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

2月7日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1800m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたダイコーハピネス決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月18日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はピサノチカラと並んで2着同着となった。

5月23日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したカインドネスに半馬身届かず2着に敗北した。

6月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったマサムテキに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月7日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスタンプを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月4日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月9日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武幸四郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したクルーピアスターを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

2月1日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた12戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップミューズ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた13戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。