マウンテンパール（2008年生、母エムテウイニング）

マウンテンパール（2008年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「山＋真珠」。毛色は栗毛。種牡馬のスクワートルスクワート（当時10歳）と交配したエムテウイニングが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方28戦3勝2着4回。

経歴

デビュー前

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

9月20日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は386kg。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

10月30日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く17着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 雪/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3歳（2011年）

2月6日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた6戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

5月8日、中8週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

6月18日、中5週で迎えた8戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3ハ（高知ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハピネスミユキに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月1日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3-8（高知ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた13戦目は、祝!創大くん1歳特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた14戦目は、美和誕生記念特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（6戦1勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコスモロッキーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月9日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で中西達也騎手（7戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアダプテーションに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で中西達也騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキンショーノドンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で中西達也騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のバルチクリッジをクビ差振り切って3勝目を獲得した。

10月22日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で中西達也騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では弾けるように疾駆したが、ニシノコンドコソに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で中西達也騎手（11戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で中西達也騎手（12戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

11月19日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で中西達也騎手（13戦3勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で中西達也騎手（14戦3勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で中西達也騎手（15戦3勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で中西達也騎手（16戦3勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4歳（2012年）

1月1日、連闘で迎えた25戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、破魔矢特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、イパルファンにハナ差交わされて2着となった。

1月16日、中1週で迎えた26戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦第1戦（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

1月22日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（17戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（18戦3勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（19戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（20戦3勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（21戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

3月10日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（22戦3勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた33戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（23戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月1日、連闘で迎えた34戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中西達也騎手（24戦3勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

4月7日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は山崎良騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。