セイカロクハウス（2001年生、母ルベールターフ）

セイカロクハウス（2001年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋知人の所有するゲストハウス名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時13歳）と交配したルベールターフが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は鹿糠沢敬樹。戦績は、中央平地7戦0勝、地方32戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般B3以下。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

10月18日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

12月28日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で池田鉄平騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後は力尽きて14着に終わった。

3歳（2004年）

2月1日、中4週で迎えた5戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい15着に終わった。

3月21日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

5月18日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

8月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた9戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のハタノケルビムをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

8月23日、連闘で馬体重を前走から11kg戻して迎えた10戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月12日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセイナイーグルをハナ差制して2勝目を獲得した。

9月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月4日、連闘で迎えた13戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、中津川特別（盛岡芝1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノローザロッサに1馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

10月18日、中1週で迎えた14戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた15戦目は、十和田湖特別（盛岡芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェーピーフライトからアタマ差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた19戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2005年）

4月10日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた21戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6月18日、中1週で迎えた25戦目は、ハーベストカップ（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた26戦目は、タイムチャレンジレース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず最後はイシゼンゼウスと並んで7着同着となった。

8月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3以下（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3以下（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（10戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた32戦目は、区界特別（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた33戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1以下（盛岡芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマジシャンに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月6日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3以下（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラブラブサンヒコに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月4日、中3週で迎えた36戦目は、賞金ハンデレース（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた38戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

5歳（2006年）

1月15日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。