グライア（2013年生、母コールミークイーン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、鹿戸正幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、静内白井牧場によって216万円で落札された。

原三男厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2015年）

12月17日、デビュー戦は伊藤裕人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は461kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3歳（2016年）

1月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤裕人騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤裕人騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

5月13日、中5週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤裕人騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

6月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた9戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の宇宙恐竜「ゼットン」杯（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた11戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた13戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた14戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、ありがとう八幡平マッシュルーム記念（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシンキングカミユに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月17日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したコウギョウドライヴに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた18戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

11月20日、連闘で迎えた19戦目は、JA岩手ふるさとひとめぼれ杯（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月4日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のキューノキセキに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月30日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

4歳（2017年）

1月7日、連闘で迎えた23戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、平庭高原スキー場まつり賞（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったマニワッショイに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、春風賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったティムシェルにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

4月10日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

4月24日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた30戦目は、クレマチス賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。