フツロタイカン（1999年生、母リネンスパーク）

経歴

デビュー前

1歳のとき、川端牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」と「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2001年）

11月9日、デビュー戦は平山真希騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は459kg。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったヤマノオーシャンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月4日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

3歳（2002年）

1月16日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で平山真希騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ダンツカントリーに半馬身交わされて2着となった。

2月4日、中2週で迎えた4戦目は、木村佳世騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた5戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

4月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は平山真希騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月14日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で平山真希騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

6月20日、中0週で迎えた9戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったフレスベルグに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は平山真希騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

9月2日、中4週で迎えた11戦目は、工藤伸輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は平山真希騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた14戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

4歳（2003年）

1月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2六イ（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月17日、中5週で迎えた18戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた20戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

11月21日、中4週で迎えた21戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

12月26日、中4週で迎えた22戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

5歳（2004年）

1月27日、中4週で迎えた23戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた24戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり最後はミヤギテーストと並んで4着同着となった。

3月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のハッピーレースに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月5日、中4週で迎えた27戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったトミフラワーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中6週で迎えた28戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた30戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で金子正彦騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、アピールダービーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月12日、中4週で迎えた32戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で金子正彦騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトシコダンサーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月8日、中3週で迎えた33戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で金子正彦騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で金子正彦騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6歳（2005年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、一般C3六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で金子正彦騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で金子正彦騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月12日、中5週で迎えた37戦目は、一般C3-11 12（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で金子正彦騎手（13戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月17日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で金子正彦騎手（14戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた39戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で金子正彦騎手（15戦1勝）。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。