フロンテアブライト（2020年生、母フォーシーム）

フロンテアブライト（2020年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「新天地+光、輝く」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時10歳）と交配したフォーシームが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。戦績は、中央平地3戦0勝、地方25戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2024年の一般C4-2。

経歴

デビュー前

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

4月15日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

7月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳戦の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

8月27日、中7週で迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

4歳（2024年）

4月18日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、豊似湖賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、フィールザダイヤに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

5月22日、中2週で迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、オオデマリ賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は宮内勇樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリックトラジロオーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、一般C3 C4-1（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた9戦目は、つかさなかので賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮内勇樹騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のレイワホクトを3/4馬身振り切って2勝目を掴み取った。

8月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、新ひだか建設協会特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮内勇樹騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた11戦目は、サルビア特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮内勇樹騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマルティネーテに2馬身の差をつけて3勝目をマークした。

9月3日、中1週で迎えた12戦目は、優駿の里安平町アサヒメロン特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮内勇樹騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた13戦目は、アグリアクション特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮内勇樹騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したトモノシルバーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月1日、中1週で迎えた14戦目は、モミジアオイ特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮内勇樹騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したヤマノプリティーにハナ差届かず2着に惜敗した。

10月15日、中1週で迎えた15戦目は、浦河町ふるさと納税大感謝特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮内勇樹騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタイセイガストに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月29日、中1週で迎えた16戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、ミスチヴィアスアレックス賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したタイセイガストに3/4馬身届かず2着に敗北した。

5歳（2025年）

4月16日、約5か月半の休み明けで迎えた17戦目は、グランシャリオドリーム1（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は宮内勇樹騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた18戦目は、アマリリス特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた19戦目は、平取町すずらん観賞会特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた20戦目は、クレマチス特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた21戦目は、アガパンサス特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は宮内勇樹騎手（12戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月24日、中1週で迎えた22戦目は、グランシャリオドリーム23（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（13戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた23戦目は、グランシャリオドリーム29（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮内勇樹騎手（14戦3勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた24戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド門別第1戦（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた25戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム48（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた26戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、あと2年全共北海道2027（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

10月15日、中5週で迎えた27戦目は、グランシャリオドリーム72（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた28戦目は、グランシャリオドリーム78（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた29戦目は、最後までおトクなSPAT4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小杉亮騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。