インターワカワシ（1984年生、母ビクトリアーラツキ）

インターワカワシ（1984年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロジンスキー（当時6歳）と交配したビクトリアーラツキが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は安達洋生。戦績は、中央平地15戦2勝、中央障害4戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

1月6日、デビュー戦は谷中公一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた2戦目は、加賀武見騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

3月1日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は谷中公一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

5月3日、中6週で迎えた5戦目は、成島正規騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り雨/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は谷中公一騎手（3戦0勝）。20頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のキープインタッチを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

6月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下のあじさい賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

4歳（1988年）

1月30日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

4月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は成島正規騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のカリブスポートを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

5月7日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で成島正規騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で5歳以上1400万下のフリーウェイステークス（東京芝1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は谷中公一騎手（6戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（7戦1勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の信夫山特別（福島芝2400m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（8戦1勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（福島芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で谷中公一騎手（9戦1勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下の雲雀ケ原特別（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で谷中公一騎手（10戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

5歳（1989年）

5月20日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた16戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブルマーケットに2馬身半の差をつけて優勝

6月25日、中2週で迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月8日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で三浦堅治騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。