シャコーサンダー（2000年生、母レモングラス）

シャコーサンダー（2000年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋雷」。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時16歳）と交配したレモングラスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

蛯名末五郎厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2003年）

4月26日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

5月19日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1190m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のデモンストレーターに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月28日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

7月13日、中6週で迎えた4戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた5戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

4歳（2004年）

4月3日、約8か月の休養明けで迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

8月29日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた8戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた9戦目は、品田真樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた10戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ C5イ（宇都宮ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったデスピーナから2馬身半差の2着に敗北した。

11月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた12戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は品田真樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた13戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、スパーク賞（宇都宮ダート800m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったデスピーナから3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2005年）

1月7日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は品田真樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた16戦目は、とちおとめ賞（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で品田真樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた17戦目は、スパーク賞（宇都宮ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で品田真樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた18戦目は、とちおとめ賞（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。