ナラローマン（1988年生、母ナラサンアイ）

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

8月25日、デビュー戦は栗田伸一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月31日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のダイカツリーフに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月28日、中3週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗田伸一騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗田伸一騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で栗田伸一騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で栗田伸一騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

4歳（1992年）

1月6日、中5週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で栗田伸一騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では出色の末脚を繰り出し、3着に入った。

1月19日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で栗田伸一騎手（7戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で栗田伸一騎手（8戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で栗田伸一騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、ダイタクミストラルに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で栗田伸一騎手（10戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

3月14日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で栗田伸一騎手（11戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグリーンフェローに2馬身の差をつけて順当に勝利した。

4月4日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の白鷺特別（阪神芝2500m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は13戦連続で栗田伸一騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で栗田伸一騎手（13戦2勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で栗田伸一騎手（14戦2勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のアンサンブルハニーを半馬身振り切って制した。

6月7日、中2週で迎えた16戦目は、安芸ステークス（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で栗田伸一騎手（15戦3勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

5歳（1993年）

4月4日、約10か月の休み明けで迎えた17戦目は、5歳以上900万下の播磨特別（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は17戦連続で栗田伸一騎手（16戦3勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で栗田伸一騎手（17戦3勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で栗田伸一騎手（18戦3勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウセイホマレを豪脚で3/4馬身差し切って4勝目を掴み取った。

5月16日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で栗田伸一騎手（19戦4勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のポットハーベストをハナ差振り切って優勝