ゴルデンタイムリー（1992年生、母サニーフイールド）
Golden Timely
1992.03.28
ゴルデンタイムリー（1992年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のトロメオ（当時12歳）と交配したサニーフイールドが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地27戦2勝2着2回、地方17戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年のもちの木賞(500万下)。
経歴
デビュー前
瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1994年）
9月10日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮したが、3着に終わった。
9月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（中京芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。
10月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、勝ったリワードグリフォンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。
11月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で四位洋文騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のテルノヒスイを半馬身振り切って初白星を挙げた。
11月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下のもちの木賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で四位洋文騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るダンツシュアーを上がり2位の末脚で半馬身差し切って2勝目を収める
12月10日、中2週で迎えた7戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。
12月24日、中1週で迎えた8戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、2歳G3のラジオたんぱ杯3歳ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。
3歳（1995年）
1月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（6戦2勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
10月15日、約9か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（7戦2勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に敗れた。
10月28日、中1週で迎えた11戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
11月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の比良山特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の豊明特別（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。
4歳（1996年）
1月5日、中5週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の伏見特別（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西谷誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。
1月20日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。
2月3日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の春日特別（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でO.ペリエ騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたテンシンランマン決め手に屈して半馬身差の2着となった。
2月10日、連闘で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の大津特別（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続でO.ペリエ騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。
3月3日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の淡路特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でO.ペリエ騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に敗れた。
3月16日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の千里山特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。
4月13日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の明石特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（8戦2勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。
4月27日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鷹ケ峰特別（京都芝1600m 外回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（9戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。
5月5日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、5歳以上900万下の鴨川特別（京都芝1800m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。
5月19日、中1週で迎えた23戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の浜名湖特別（中京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい12着に終わった。
6月8日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下の三河特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の加古川特別（阪神ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。
7月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（7戦0勝）。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり17着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で西谷誠騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。
9月22日、中7週で迎えた28戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズノリュウセイから8馬身差の2着となった。
10月6日、中1週で迎えた29戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月21日、中1週で迎えた30戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本益男騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月3日、中1週で迎えた31戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本益男騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた32戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本益男騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月3日、中1週で迎えた33戦目は、あすなろ賞（金沢ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本益男騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、中日杯（金沢ダート2300m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月27日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた35戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
5歳（1997年）
1月8日、中1週で迎えた36戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月14日、約3か月の休み明けで迎えた37戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山本益男騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた38戦目は、MRO金賞（金沢ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。
5月12日、中1週で迎えた39戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月26日、中1週で迎えた40戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は山本益男騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた41戦目は、竹崎大祐騎手を鞍上に迎えて、一般C3-1（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月14日、中3週で迎えた42戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月22日、連闘で迎えた43戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月4日、中1週で迎えた44戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。